体内のルテインが減少し始める年齢と原因について

ルテインとは、目の中の水晶体や黄斑部などに存在し、強い抗酸化作用を持っている成分です。主にカボチャ・にんじんなどのβ-カロテンを豊富に含む緑黄色野菜などに多く含まれており、黄斑変性症や白内障など加齢が原因で引き起こされる目の疾患を予防・改善する役割があることから「天然のサングラス」とも呼ばれています。

このように、健康的な目を守るのに重要な役割をするルテインですが、年齢を重ねるにつれ体内での生成量が減少してしまうことが判明しています。目安としては40代〜50代で減少が開始され、70代を迎える頃には三分の一の量まで減ってしまうと言われています。なぜ生成量が加齢とともに減少してしまうかというと、いくつかの原因が考えられます。

一つ目の理由として考えられるのが「活性酸素と戦うために大量のルテインが消費されてしまうこと」が挙げられます。例えば、忙しく働く社会人などは仕事などでストレスを溜めやすい身体になってしまいます。ストレスというのは酸化力が強い活性酸素と呼ばれる活発な酸素を作り出す要因となります。そして、この活性酸素を体内から排出するために働く成分がルテインなのです。そのため、不規則な生活が続いている方やストレスを溜めこみやすい性格の方などはその分ルテインの消費量も多くなってしまい、結果として減少させる要因となってしまうのです。

続いて二つ目の理由として挙げられるのが「目に多くの光を浴びること」です。現代人にとってスマートホンやゲームなど、光が発生する機器は生活の必需品となっています。これらの機器は画面から多くの光が発生しており、長時間眺めることによって目に膨大なダメージを与えてしまうのです。その結果、目を過度なダメージから守ろうとしてルテインを消費してしまい、減少を招いてしまうことにつながっていくのです。

そして、ルテインという成分は体内で新たに生成することが不可能といわれています。今回ご紹介した内的要因・外的要因の両方が加齢により徐々に蓄積されていくことによって、ルテインが減少する一方となってしまうのです。

日々の生活において目へのダメージを防いだり、健康的な生活を心がけることがルテインの消費を少しでも遅らせることへとつながります。年齢を重ねてもトラブル知らずな健康的な目を維持するためにも、パソコン・スマートホンといった機器を見過ぎないことや、規則正しい食生活を送れるようにきちんと心がけることが大切です。

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